AI交通量調査で従来の交通量調査を劇的に効率化

交通量調査は、道路整備や渋滞対策、交通安全の向上を検討するうえで欠かせない基礎データとなります。しかしながら従来の交通量調査は、主に人手や簡易機器を使って道路上の交通状況を把握する調査方法でした。
そのような現状の中で、いまAI技術を活用した交通量調査が注目されているのをご存知でしょうか。
従来の手法と何が違うのか、どのようなメリット/デメリットがあるのか、導入を検討されている企業が知っておきたいポイントをわかりやすく解説します。
目次
1.交通量調査における従来手法
2.AI交通量調査とは
3.AI交通量調査を導入するメリット
4.AI交通量調査を導入するデメリット
5.まとめ
交通量調査における従来手法
1.人手による調査
調査員が交差点や道路沿いに立ち、
・車種別(乗用車・大型車・二輪車など)
・進行方向別
・時間帯別
に通過車両をカウントします。
短時間で詳細な分類が可能ですが、調査員の確保、長時間・広範囲の調査が年々難しくなっているという課題があります。
2.ビデオ撮影による調査
目視調査より正確性は高まりますが、録画データの収集、録画後から調査開始までのタイムラグ、映像確認に多くの時間と労力が掛かります。
3.簡易センサーによる調査
道路に設置したチューブや磁気センサーなどで通過車両を検知しますが、車種判別や動線分析が難しいなどの制約があります。
従来手法の主な課題
・人手に依存し、人員確保と労力が大きい
・録画データの確保や収集、その後の調査開始までのタイムラグが発生する。
・データ整理・集計に時間がかかる
こうした背景から、近年はAIを活用した交通量調査が注目され、従来手法の課題解決が期待されています。
AI交通量調査とは
では、AI交通量調査とは、どのような仕組みなのでしょうか?
AI交通量調査とは、主にカメラで取得した映像・データをもとに、
AI(画像認識・映像解析技術)を活用して交通状況を自動的に把握・分析する調査手法です。
従来の人手中心の調査と比べ、効率性とデータの質を大きく向上させられる点が特徴です。
主な仕組み
・道路や交差点に設置したカメラで交通状況を撮影
・AIが映像を解析し、車両や歩行者を自動検出
・車種別・進行方向別・時間帯別などにデータ化
AI交通量調査を導入するメリット
1.調査員の確保が低減できる。
現地に調査員を派遣しないため、人件費が大幅に低減できます。
2.安定した計測ができる。
調査員の経験に左右されることなく、高い精度を維持できます。
3.安全性の向上ができる。
長時間、屋外による現地調査が不要となるため、調査員の健康や作業環境の向上が望めます。
導入前に知っておきたいデメリット
1.天候・光条件
豪雨、濃霧、暴風雪時には利用できません。また、夜間は光量が少ないと計測精度が低下します。
2.通信環境
通信環境が不安定な地域では、導入に制限があります。
3.設置環境
AI精度を確保するため、高さ4m・俯角30°の設置が推奨されています。
4.オクリュージョン
混雑時や現場状況によっては、車両や歩行者が重なっている場合、AIが正しく解析できないことがあります。
まとめ
AI交通量調査は、従来の交通量調査が抱えていた課題を抜本的に変革する技術です。ただし現在のAI技術は万能ではなく、天候や録画データの品質等に左右されたり制限を設けたりしますが、適切な条件下では従来手法を大きく上回る効果を発揮します。
そこで弊社のAI交通量調査システム「トラカメ」は、屋外用のネットワークカメラと大型リチウムイオンバッテリーがセットになった可搬式クラウド型ネットワークカメラです。カメラとバッテリー、4mの伸縮ポール、調査中看板、鋼製架台と必要なものがセットになっています。短時間で簡単に設置することができ、すぐに撮影・録画開始が可能です。録画されたデータはリアルタイムにセーフィー社のクラウドサーバーへアップロードされ、事務所のデスクトップPCで確認、調査を開始することが可能です。録画データは弊社でご紹介するAI解析会社で解析を行い、データやレポートをご提供することも可能です。




